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今年は何を公演するの?
第二回目の来日公演となる今年、ペンブルックプレイヤーズは、シェイクスピア作品の中でも最高峰と名高いコメディ『夏の夜の夢A Midsummer Night’s Dream』を演じます。日本でも毎年複数の劇団が演じている人気の高い作品ですが、ペンブルックプレイヤーズの演出家ジェームス君(James Lewis)は少々斬新なことを考えているようで…

『夏の夜の夢』は、ウィリアム・シェイクスピアによる原作では古代アテネを舞台にしています。そこでは煌びやかな宮廷で大人たちが偉そうな顔をして、理不尽な伝統・慣習を振りかざしている一方で、彼らが目を背ける人間の欲望が常にうごめき、逆に活気にあふれた夢と幻想を作り出してゆく世界が外側に広がります。まるで19世紀の小説家チャールズ・ディケンズが生き生きと描き出したヴィクトリア朝ロンドンのよう。ジェームス君による演出では、舞台をヴィクトリア朝ロンドンに変え、11人の役者と、最小限のセットと、音楽とダンスで、ダイナミックかつエキサイティングにシェイクスピア劇を蘇らせます。

映画の世界でも、オセロを題材にした『O(オー)』、レオナルド・ディカプリオとクレア・デーンズ主演の『ロミオとジュリエット』などに見られるように、こうした設定変更はシェイクスピア作品の楽しみ方の一つでもあるようです。言い方を変えれば、シェイクスピアは時代や地域の枠を超えた普遍的な人間の性(さが)を描き出しており、それこそがシェイクスピア作品が世界中で愛されている理由なのでしょう。

毎回場所を変えての公演は移動がありますし、舞台毎の規模の差もあるので演出家はなおのこと大変です。しかし、ジェームス君はここぞ腕の見せ所と考えているようで、受入機関から送っていただいた舞台平面図を眺めながら楽しそうにしています。技術監督のエリオット君はその横で機材リストをチェックしながら必ず渋い顔をするのですが、うきうきしている瞳までは隠せていません!この二人のコンビで、きっと毎回毎回を新鮮な舞台にしてくれることでしょう。皆さんに別々の公演を見に来ていただいても、変化を楽しんでもらうことができそうです。

ちなみに、現在ロンドンのリージェンツ・パークにある野外劇場(Open Air Theatre)でも『夏の夜の夢』が上演されているとのこと。これがどうやら同じくヴィクトリア期を舞台にしているようなのです。ヴィクトリア期に演劇人の関心が集まっているということなのでしょうか?暇を見つけて見に行こうと思っています。

UK-Japan 2008 WEBサイトに記事掲載!
JUGEMテーマ:演劇・舞台


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| ペンブルックプレイヤーズ | 07:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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"Shakespeare on the other side of the Globe..." Cambridge University Pembroke Players Japan Tour 2008 will perform "A Midsummer Night's Dream" around Japan. The link at the bottom of each article will lead you to the English version. Please forgive any inconveniences, articles are being translated backwards one by one... List of ENGLISH articles.
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シェイクスピア劇を通じた日英交流を目指す、ケンブリッジ大学ペンブルックプレイヤーズの今年の来日公演は「夏の夜の夢」。本公式ブログでは公演情報だけでなく舞台制作等裏話も提供していきます!どうぞお楽しみに!   mail
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